こんにちはあるいはこんばんは。
新型コロナウイルスの影響で、日本株・米国株ともに下落の一途を辿っています。
株や投資信託を売るべきか、どうすればいいのか、対応を迫られている方も多いかもしれません。
私は、今回の下落に対して、ほったらかし生活などの投資をしている方は、
「株や投資信託を売らずに、持ち続けるのが良い」
と考えています。
その理由を見てみましょう。
私達の年金170兆円を投資で運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の20年間の投資結果は以下となります(年金積立金管理運用独立行政法人)。
「市場運用開始以来、2008年のリーマンショックの時期を含めても、平均収益率は年率+3.23%、累積収益額は+75.2兆円となっています。」と記載のあるように、リーマンショックの暴落を含めても、年3.23%の利回りで運用できています。
四半期毎のプラスかマイナスを目でカウントすると、マイナスになった四半期の回数と確率は、
22回/75回=29.3%
です。つまり、安定して年3.34%の利回りがあっても、四半期毎に見ると3割はマイナスになっています。
したがって、ほったらかし投資では、3ヶ月、6ヶ月などの短いスパンではなく、少なくとも数年以上の長期スパンで考える必要があります。
また、一度株などを売って買い戻す方もいますが、その方法はほったらかし投資には向いていません。毎日、コロナと株価のニュースをチェックし、原油価格、トランプ政権の動向など気にすることが多くあります。
外出・イベント制限などが多いため、明るいニュースが増えて欲しいですね。