こんにちはあるいはこんばんは。
読者より「今買うべき株は何ですか?」と質問を受けました。
結論として、今は様子見をする。
理由を見てましょう。
今は、新型コロナウイルスの世界的流行、実体経済の不明確さ、原油価格の暴落など不確定要素が多いため、様子見したいところです。しかしながら、それでもほったらかし投資で買付けする場合を考えてみました。
※私は様子見のため、IDECOを除いて何も買付けしてません。
日本から見た株価の状況を2行で表すと、
・日経平均の急落から、日銀の上場投資信託(ETF)買い入れにより1万8千円台に回復
・米国株式市場はリーマンショック以来の急落
でしょうか。
世界に影響力の大きい米国・中国も急落しているため、国内外の投資信託(株式)、リートなども急落しています。そこで、株の配当金に焦点を絞ってみました。
資産運用や投資で得られる主な利益は、インカムゲインと呼ばれる配当金と、資産価格の上昇によって得られるキャピタルゲイン(譲渡益)があります。
年1,2回もらえるのが、配当金です。
この配当金をインターネットでスクリーニング(証券会社やその他ウェブサービスを使用して、配当金や業績などのフィルタリングを行って企業を検索できるサービス)すると良い、と様々な書籍やインターネット情報にあります。
しかし、配当金にかかるスクリーニング機能の多くは、あまりあてになりません。5種類くらいのサービスを使用しましたが、株価の変動のせいか、あてにならないスクリーニングばかりだったので、2020年3月28日時点の株価と配当金を自分で確認しました。
以下、私が買付けをしたor考えている株式一覧表の一部(3/28株価、配当利回り箇所)です。ピックアップしたのは、過去5年間の業績安定、株主優待特典が良い、応援したい、連続増配などの企業です。
項目説明
優先:私の優先買付けランク(配当金のみの場合は「配」の記載有)
確定月:株主優待取得のために必要な時期
株価:2019年10〜12月頃に調査した株主優待取得に必要な買付け額または100株の価格
3/28株価、配当利回:3/28に調査した株主優待取得に必要な買付け額または100株の価格と、計算した配当利回り
優待:株主優待でもらえるもの
優待長期:長期保持の株主優待特典
水色で塗りつぶしたセルを見てみてください。現在は配当4%を超える超高配当銘柄が並んでいます!
上場企業の配当利回り平均が2%と言われていること、3%を超えると高配当ということを考えると、利回りに目がくらみます。4,5%というと、ソーシャルレンディングなどと比べても遜色ない利回りです。
思わず買付けしたくなりますが、株価が下がったために高配当となったものも多く、来年、再来年の減配を思い描いてしまい手が出しにくいです。
また、いくつかの企業は、不動産、旅行などのサービス業、ホテルに関連する業種であること、取引先のメインが中国であることなど、不安材料が目立ちます。
現在、上記の表で105企業を一覧にしています。ただし、今の株価は新型コロナウイルスなどの影響を受けていますが、今後どうなるかが見えないことに注意は払わなければならないと思います。冒頭に述べたとおり、日銀の上場投資信託(ETF)買い入れにより、チェックした60以上の株価すべてが少し回復していました。
そういった中で、NTTドコモ、KDDI、カゴメ、イオンなどは回復どころか以前よりも上昇しています。特に、NTTドコモはすごい。また、KDDIは株主優待もあります。
イオンは、子会社・関連会社の株価急落のみならず、業績も悪化していることが不安材料です。
ほったらかし投資をする上で、会社業績の安定は重要な要素だと思います。
そのため、今、株を買うなら、安定していて高配当な「NTTドコモ」と「KDDI」と考えます。もちろん高配当狙いなので、NISA枠を最大限活用することが大切です。
両社に共通するのは、5Gへの期待があること、スマートフォンのキャリアとしても知られ基地局などのインフラを持っているため安定収入があることなどがあります。
3月は決算の企業が多く、また、株主優待の権利確定日が1年で一番多い月でもあるため、今週から売りが集中し更に株価は下がるかもしれませんね。
そうすると、配当利回りは更に、、、
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投資は各個人の責任で行ってください。
当ブログは、特定の会社・商品・個人を制止・抑止するものではありません。