こんにちはあるいはこんばんは。
最近見た動画を、ほったらかし投資向けにまとめました。
「バフェット太郎の日銀金融緩和策まるわかり!!」(2020/4/29)
(参照 https://www.youtube.com/watch?v=dbwuybP0r0A&feature=youtu.be)
13分7秒の動画を一文にすると、
「日銀の金融緩和策により日本株の大暴騰あるいはV字回復はないと思うが、将来的なインフレが危惧されるので、一人ひとりが自分の年金のためにも、今から資産形成をしていきましょう。」
といった感じでしょうか。
動画の概要は以下になります。
4月27日に発表された日銀の3つの金融緩和策は、
① CPや社債などの買入枠の増額(大企業向け)
② 金融支援特別オペの拡充(中小企業向け)
③ 長期国債の買入額の上限撤廃
であり、これらによって日本株が大暴騰することは考えにくい。
日銀は今後も、国債の購入、国内ETFを年間約12兆円、J-REITを年間1800億円の買入を積極的に行うことに変わりはないため、円の価値が希薄化し、資産の価値が上がっていく。
つまり、金融緩和は将来、
本格的な『インフレ』が始まる
きっかけになりかねない。これこそが日本の大問題である。
貯金ばかりしていてもインフレが進めば預金の実質的な価値は低下するだけだから、貯金していても意味がない。さらに、日本は老後資金2000万円不足する問題を抱えているこそ、保証されない分は自分で何とかしなければならなく、誰もが堅実な資産運用を始めなくてはいけない。
資産運用方法として、シンプルな投資方法を紹介すれば、
『S&P500インデックスファンド』
または
『全世界株式分散型インデックス』
に毎月数万円の積立をするだけで良い。
日銀が金融緩和策に踏み切ったことで直ちに日本株が大暴騰あるいはV字回復するといった効果は期待できないが、長期的に見ればインフレの下地を作っていること他ならない。そのため、インフレ時代の到来に備えて、我々は堅実な資産運用を始めなければならない。
と、まとめています。
とても分かりやすい説明なので、ぜひ動画も見てみて下さい。
インフレへの指摘に関して、
4月26日には、つばめ投資顧問の栫井氏
(参照 https://tsubame104.com/archives/7032)
4月27日には、慶應義塾大学 経済学部教授の土居 丈朗氏
(参照 https://toyokeizai.net/articles/-/346634?page=4)
4月29日には、経済評論家の藤巻健史氏
(参照 https://jisin.jp/domestic/1855120/)
も、それぞれ似た指摘をしています。
なお、藤巻氏は家計の防衛策として「預金をドルに替える」「住宅ローンを固定金利に変える」という2つの方法を提案しています。