こんにちはあるいはこんばんは。
もうすぐ世界恐慌(ワールド・デプレッション)―そしてハイパー(超)インフレが襲い来る
著:副島隆彦
徳間書店(2020/04発売)
を読みました。
※もうすぐ世界恐慌 / 副島 隆彦【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
いつもは検索結果で一番上に表示されるという理由でアマゾンのリンクを挿入していましたが、なんとなく紀伊国屋を応援したいと思いリンクを変えてみました。私の環境で書籍を検索すると、大抵アマゾンがトップに来ます。今回、検索結果のTop10のサイトをすべて確認したところ、Book.jpというサイトが一番良かったです。理由は、商品概要の説明が詳しいこと、広告が少ないことです。
この書籍を一言でまとめると
「ゴールドを買え」
になります。今まで一番短い要約です。
書籍の中身で気になった部分を紹介します。
「新型コロナウイルスで株価暴落したが、これは世界恐慌突入の合図である。今度のハイパーインフレは、マネタリー(金融秩序)と政府の財政の二つの崩壊として現れる。2024年の新札切り替わり時には、通貨単位の変更(リデノミネイション)を行い、1万円は千円になることが断行される。ハイパーインフレを阻止するために、国家はそれをやる。このとき、米ドルの信用は世界中で暴落していて、1ドル10円にまで暴落する。新札切替と同時に、預金封鎖も行われる。一つの世帯で、月に一回、500万しか引き下ろせない。だから、今のうちに、金を買いなさいなのである。
いま、金の小売業者、主に田中貴金属、石福、徳力。が販売しているが、これらの業者たちがじわじわと痩せ細っている。
金ETF(NY)残高は合計で3000トンしかない。
国内の金の小売価格ももっと上がる。金を買って、大恐慌の嵐が収まるのを2年間くらいまてば、金の価値は6倍くらいになっているだろう。
純金積み立てはどうか。やりたい人はやりなさい。月3000円積み立てても、どうせいくらにもならないだろうが。こんな急激に変化する時代にチマチマコツコツ貯めるという考えはどうもピンと来ない。大切なのは、業者に預けている金が、いざというときに本当にインゴットで渡してくれるか。この心配の方が大きい。自分で調べてみて、三菱マテリアルや、住友金属鉱山なら大丈夫だと確認できた。
産金会社生産量トップ5社
・米国のニューモントマイニング
・カナダのバリックゴールド
・南アのアングロゴールドアシャンティ
・ロシアのニュークレストマイニング
・カナダのキンロスゴールド」
以上です。
ほったらかし投資向けの内容ですが、刺激的な予測ですね。
最後に現在の金の価格を見てましょう。
※参照 純金積立なら三菱マテリアル GOLDPARK(ゴールドパーク) 三菱の金
確かに、ここ20年ほど金価格は増加の一途を辿っています。
富裕層の多くが買っているというニュースはよく目にしますね。
当ブログでも、一度、純金積立について書いていますが、積立の手数料がどうにも気になります。
純金積立は損をする? - ゼロから始めるほったらかし運用生活+
ほったらかし投資のために、株以外のものにもきちんと目を向けていきたいと思います。