こんにちはあるいはこんばんは。
投資に関係のない話です。
先日、初めて胃カメラ検査を受診してきました。
結果は、大病ではなく、萎縮性胃炎でした。
今回の受診の過程を記しておこうと思います。
最近、何度も急性胃腸炎になり、病院から一度きちんと検査したほうが良いとアドバイスされ、いろいろ検査した結果、ピロリ菌の疑いがあり、胃カメラ検査が必要となりました。
初めてのことだったので、インターネット検索はもちろん、胃カメラ検査を受診されたことのある方々に色々意見を聞きました。
おおよその検査パターンは、
・鼻からの検査
・口からの検査
・全身麻酔をしての口からの検査
でした。
周りの意見と、インターネットでの検索で、30件ほどの検査例を参考にして、今回は鼻からの検査にすることにしました。
また、評判の良さそうな胃カメラ検査を専門に行っている病院を探し、ホームページ上の動画などもすべてチェックし、上記のような検査の選択肢がある病院選びを行いました。また、医者の方の名前も確認し、どのような経歴と口コミがあるかも確認しました。
電話で予約すると、
・午前9時からの検査なので、前日の午後8時までに夕食を済ませること
・検査当日の午前8時までに、水500mlを飲むこと
・上記以外は、食べたり飲んだりしてはいけないこと
を確認しました。
検査当日、主治医からの説明があり、いくつか質問をしました。
主治医と看護師から笑われたのは、
「御社のホームページを何度も拝見し、検査の動画もすべてチェックしましたが、初めてなので不安は拭いきれません」
と話したときです。
そんなに熱心に事前に調べる人は少ないようです^^;
さあ、いよいよ検査当日です。
9:15 丁寧な説明を受ける
※鼻の穴が通りにくい場合は、口からに変更となる
検査中、ツバを飲むと嗚咽の原因となるので、飲んではいけない
検査中、深呼吸を続けることが一番大切
検査時間は、おおよそ5分程度
口から唾液が出るが、遠慮なくどんどん出すべき
9:20 鼻の穴にシュッと消毒液を入れる
※この時点で、インフルエンザの鼻の粘膜を取る検査よりも、少し辛かった
9:25 鼻の穴にシュッと麻酔液を入れる
※上記同様、ウッとなる
9:30 鼻の穴にシュッと麻酔液を入れる(2回目)
※3度目の鼻の穴への吹きかけも、慣れない
9:35 右と左、どちらの鼻の穴からが良いか聞かれる
※右の方が通りが良かったので、右にした
9:40 いよいよ、検査開始
鼻から入れられて、5秒でむせた
辛くて涙が出た
ほどなく慣れて、胃の中の不快感と、喉の奥の異物感が辛かった
開始1分で、米国投資をどうしようか考え、VYM、HDV、SPYD、VOOなどのETFにするか、個別株にするか考え、気を紛らわせた
開始3分で、胃カメラの画面をリアルタイムで見ながら、主治医の話を聞いた
開始5分で、そろそろ終わりでは?と思っていたら、主治医から、後は腸と食道を見て終わります、と言われ、長いなあと感じた
腸と食道は合わせて1分くらい見て、食道の説明をしているときに、胃カメラを抜かれ、はい終わりです、と言われた
9:50 待機のところに戻った
検査の実時間は7分程度だったと思います
日本のピロリ菌保持者は3500万人と言われ、多くの感染者は自覚症状がないそうです。
ピロリ菌感染 →ピロリ感染胃炎 →萎縮性胃炎 →さらに進むと一部では胃がんになる
そのため、胃がんを予防するために、ピロリ菌を除去したほうが良いとのことです。
今回の検査結果では、胃がんなどではなく、萎縮性胃炎だったため、薬の服薬でほぼ回復するようです。主治医から、薬の服用期間はルコールを避けたほうが良いと言われ、気分が落ち込みました。さらに、「今後、毎年、胃カメラ検査を受診してくださいね」とアドバイスを受け、気分が暗くなりました。
ピロリ菌除菌の薬の服薬は1週間続けるだけなので楽そうです。今回の検査でかかった費用も、胃カメラ検査は4,780円、薬は2,010円と思っていたより安価でした。
多くの説明を受けながら、保険と投資のことを考えました。
今、自分が死んだ場合、または大病になった場合の、残された家族への金銭を計算しながら。
仕事をしていて一定の収入が続くことを前提とすると、保険に多く入るよりも、医療検査を充実させ、少しでも早く・正確に現状を把握できることが大切だと思いました。
日本人の2人に1人はガンになると言われ、保険のセールスなども受けますが、ガンになる確率が高いのであれば、保険に入らずにその分貯蓄・運用したほうが良いと考えます。
日本には、社会保険、社会福祉、公的扶助、保健医療・公衆衛生の4つの柱があり社会保障制度が充実しています。
帰宅してから、そういった補償制度を含めて、万が一の場合を簡易に計算し、最小限の保険にした方がいいなあと思った今日このごろです。