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米国株配当金を受け取った(9月分)

こんにちはあるいはこんばんは。

 

米国株配当金を受け取りました(9月分)。

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2銘柄合わせて税引き後$25でした。

 

 

株主優待が多いとデメリットも多くなることに気付いたため、米国個別株と投資信託(米国株式)を中心に据えるよう、先々月から資産配分を大きく変えています。

今回紹介した上記2銘柄は、初めて買った米国個別株となります。

 

それでは、2つの銘柄と、米国株の配当金について簡単に見てみます。

なお、株価や利回りなどの数値は、本日(10月8日)時点で検索したものです。

 

 

 

○ スリーエム(セクター:資本財・サービス)

 スリーエム(MMM)は、グローバルに展開する産業部材の会社で、オフィス、ヘルスケア、エレクトロニクス、自 車、交通インフラ、通信、建設など幅広い産業分野 で5万5,000種に及ぶ製品を供給しています。部門別売上は、セーフティ&インダストリアル34%、トランスポテーション&エレクトロニクス29%、 ヘルスケア22%、コンシューマー15%です。地域別売上は、米国41%、アジア太平洋31%、欧州・中東・アフリカ19%、ラテンアメリカ・カナダ 9%となっています(19年12月期)。

 

株価と配当利回りを見ていきます。

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株価は$166で、1年間の配当金は$5.88、配当利回りは3.53%です。

MMMは、連続増配62年という数値だけでもすごさがわかります。

権利確定日が8月24日だったので、その少し前に($166のとき)にMMMを10株買い付けしました。

 

 

 

○ ジョンソン・アンド・ジョンソン(セクター:医薬品)

 ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)は、世界最大のヘルスケア企業です。売上の51%を占める医薬品部門は、免疫学、感染症神経科学、腫瘍学、心臓血管と代謝疾患を含む5つの治療分野を中心に乾癬治療薬「ステラーラ」、多発性骨髄腫治療薬「ダーザレックス」、リウマチ治療薬「レミケード」などを擁し、同32%を占める医療機器部門は、外科手術、整形外科、心臓血管、糖尿病ケア及び視力ケア分野に使用される製品を扱い、同17% の消費者部門は、ベビー・ケア、口腔ケア、スキン・ケア、市販薬、女性の健康と創傷ケアなどの分野の製品を扱います(19年12月期)。

 

株価と配当利回りを見ていきます。

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現在の株価は$148で、コロナの影響で$111まで下がっていましたがここ数ヶ月はほぼ$140台、1年間の配当金は$4.04で、配当利回りは2.73%です。

JNJも連続増配58年と優良大型株の一つであり、様々なETFなどに組み込まれています。

権利確定日が、8月24日だったので、その少し前($148のとき)に、JNJを20株を買い付けしました。

両銘柄とも、買付けしたときと今と株価が変わりませんね^^;

 

 

 

○ 米国株の配当金

日本とは異なり、米国の企業は配当金を大事にする文化があります。そのため、年4回配当を支払う企業が多く、多くの投資家のモチベーションも上げています。

 

そんな配当金にも税金面での大きなデメリットがあります。

それは、外国証券投資による利子や配当金は、まず外国で課税され、さらに日本国内でも課税される「二重課税」です。

 

冒頭で紹介した今回の配当金も、

 JNJ 配当$1.01*20株= $20.2

 MMM 配当$1.47*10株= $14.7 

の計$34.9のはずが、受け取った金額は約$25となっています。

 

米国の場合、現地課税10%が引かれてから、さらにそこから国内課税20.315%が引かれるためです。ただし確定申告をすることで、米国課税分10%を日本の所得税や住民税から控除することができ、これを「外国税控除」といい、還付を受けることができます。

また、確定申告することにより譲渡益(株式の売却益)と損益通算させることが可能ですが、外国税控除の適用は確定申告して総合課税か申告分離課税を選択した場合に限られます。

 

 

 

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