こんにちはあるいはこんばんは。
雑誌 PRESIDENT 2020.11.13
テーマ:老後に困らない人生設計
プレジデント社(2020/10発売)
※PRESIDENT 2020.11.13 / プレジデント社 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア
を読みました。
プレジデント社や、過去のプレジデントの投資に関する情報は以下を参照ください。
雑誌「プレジデント2020年10/2号」を読んだ - ゼロから始めるほったらかし運用生活+
気になった部分を紹介します。
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●コロナで激変したマネーの法則を教えよう
岡元兵八郎氏
投資のためにはマクロで経済を見る必要はない。アメリカの一流ファンドにマクロ経済に関する質問をしても、多くの人は答えられない。
ベストな投資先はどこか。結論からいうと、ポートフォリオに一部でもいいのでアメリカ株を買うべき。S&P500のETFやQQQがいいと思う。
1990年から今みでの日米株価指数の推移を見でわかるように、日本株の値段は基本的にアップダウンの繰り返しなので、投資ではなくトレードのマーケット構造になっている。上がったときにいつ売るかを考えておく、というのが日本の株式投資の根底である。一方でアメリカは、ブラックマンデーや金融危機があったりしつつも、市場最高値を更新しており、長期投資ができるマーケットである。
●天才投資家が断言する20年後に20倍になる日本株銘柄
エミン・ユルマズ氏
2013年から始まった上昇サイクルがある。日本は世界で一番生活しやすい国一つ。世界だいいちいの平均寿命からも明らか。ここまで長生きできるのら生活の質が高いから。
今後の投資関しては、4つのテーマに注目している。
・ニューノーマル時代の中小型株:デジタルアーツ、日本金属、NHK
・米中対立で恩恵を受ける株:NTT、NEC、三菱重工、川崎重工、IHI
今後、現金の価値は下がるため長期の運用で備えるべきである。
●リッチな老後、残酷老後、あなたはどっち。
大竹のり子氏
住宅ローンの借り換えを決断するのはいつか。現在の金利の中央値は2.5%、低い金利だと0.5%を切る。そのため、払っている金利や残高と比較して、毎月の負担が軽減するなら迷わず借り換えしましょう。借り換えのポイントは、第一に金利が安いこと。後は保証料がかからないものや、事務手数料が安いものを選ぶ。ほかにはオプションとして、7大疫病の保険が付いている商品もある。
住宅ローン減税制度も効果的であり、住まい給付金を受給するなども大事。
住宅ローンの繰上げ返済はあまりお勧めできない。ケースにもよるが、繰り上げ返済で逆に損をしてしまう場合がある。住宅ローン減税が適用されているうちは、繰上げ返済を利用しないほうが、支払い総額が安くなることが多い。
住宅ローンの鉄則。支払額が手取り収入の2割以内に収まっていることが絶対条件。2割を超えるようなら借り換えを検討しましょう。
●投資すべき企業はホームページでわかる。
藤野英人氏
セミナーでこう話す。
投資で儲かる絶対の法則はないと言われますが、実は1つだけあります。
それは、安く買って高く売ることです。
というと、それはわかっているよ、というムードが蔓延します。
安く買って高く売れば儲かるのですから、安くなったら喜び、高くなったら悲しまなければなりません。と続けます。
そういうメンタルでなければ、株式投資で儲かることはできないのです。
大手運用会社の調べでは、最も儲かった投資家のタイプは亡くなった人で口座が放置されていたケース。次に儲かったのは、口座を持っていることを忘れてしまった人。
投資の難しさをよく表している。
企業のホームページを見る。
ホームページの社長挨拶の主語が、当社、弊社の、企業は買うな。
社長と役員の顔写真をホームページに掲載しない会社は隠す体質。
自分がその会社で働きたいからどうかは有力な投資基準だ。
社長のオーナーシップが経営に対する責任感につながる。
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上記はポイントしか記載していないので、興味を持った方は、それぞれの理由なども書いてあるPRESIDENTを手にとってみてください。
藤野氏のセミナーで話す例は面白かったです。個人投資家がいかにぶれやすく、飽きやすいことも示唆していると思いました。
藤野氏について興味を持ったので少し調べてみると。
ひふみ投信を運用している資産運用会社「レオス・キャピタルワークス」を立ち上げ、現在は同社のファウンダーでもあり、社長でもあり、CIO(最高投資責任者)であるそうです。
「実は、日本人は投資嫌いという人が多い。投資嫌いというのは単に株式投資が嫌いというわけではなくて、未来に向けて挑戦すること。もしくは未来を信じる力が弱いというところが、最大の問題じゃないかなと思ったんです。なので、その本質的なことをまず伝えなきゃいけないなというところが、今回の本を書いた強い動機となっているんです。」
と伝えていたのは、『投資家が「お金」より大切にしていること』という書籍。
今度、何冊か藤野氏の書籍を読んでみようと思います。