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ANAの株主優待が届いた

こんにちはあるいはこんばんは。

 

ANA株主優待が届きました。

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ANAホールディングスは、1952年設立、1961年上場の、国内線、国際線ともに首位である航空大手です。傘下にLCCのピーチがあり、海外就航地の拡大など、航空業界としては積極的な展開を見せていました。その積極性もコロナの影響を大きく受け、営業赤字転落、路線削減など厳しい状況となっています。

 

 

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ANA株主優待は、航空機運賃が約半額になる優待券です。

100株保有の場合、1年に2回、優待券をもらえます。

 

保有株を、200、300と増やしても優待利回りは変わらないことから、会社として株主優待に力を入れているのが分かります。また、以下のように、ホテル、レストラン、ゴルフ場などの割引チケットも付いています。

 

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それでは、株主優待目的の目線でANAについて見ていきます。

 

 

1 優待特典

さきに紹介したように、半年に1度、航空運賃が約半額になる優待券がもらえます。

100株で年2枚、200株で年4枚、300株で年4枚となっており、401株以上は優待利回りが低下します。

いくら分安くなる?

と聞かれると、時と場合によるのでなんとも言えません。また、今は早めの予約割引だと優待券を使用するよりも安く予約できる場合があるため、優待券1枚の価値は5,000円くらいかなと思います。これは、コロナの前までは優待券1枚3500-4000円で買い取ってくれるところが多かったためです。今は、1枚1400円くらいで販売されているので、優待券を売っても1000円くらいだと思います。

 

 

2 利回り計算 ※本日(11月19日)時点 ※100株の場合

・株価 2564円

・予想配当と利回り 0円:0%(10/27のお知らせで、無配決定)

・優待権利確定月 3月と9月

・優待利回り 0.8%(今の価値を1,500円分と仮定)

・合計利回り 0.8%

 

 

非常に厳しい利回りです。これだけ株価も下がっていても、無配と、優待券の価値低下により、このような結果となりました。

さらに、優待券を使用しない方・使用しにくい方にとっては、個人の経済的な意味での株保有価値はないに等しいでしょう。

 

10/27に公開された2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)を見てみます。

https://sbi.ifis.co.jp/index.php?Param1=discloseDetail&Param2=20201027408990&Param3=140120201027408990&ahash=355fc702c7ec1a00e18347d0ee06de6e4642906aa59dc3ab3cfb833cabe70f1f&hhash=decc3b78e377464aa1aec6a1d794e53775ec5e03f55bc8831b0db72ce2406bc1&ihash=e4baa90423cf293e50427cd6ec082aac0c651f68

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対前年比、売上はマイナス72%、1株あたりの利益は大幅減益となりました。

 

 

 

私のANA株は、

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98,600円の含み損となっています。

 

 

個人の経済として考えると、株価が下がることに関しては現段階において影響はなく(倒産・破産のリスクを除いて)、20年後か40年後か株を売却するときに上がっていれば嬉しい。むしろ、NISAやiDeCo日本株の積立をしている場合、安く買えることにつながるためメリットがある。しかし、無配当や配当減は大きな影響を受けるため、早く業績が回復し、配当復活して欲しいと思います。

 

 

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