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確定申告で還付金をもらった

こんにちは あるいは こんばんは

 

 

先日、確定申告による税の還付がありました。

今年の還付金を受領したため、外国株の二重課税対策について紹介します。

 

 

まず、そもそも何故確定申告が必要なのかというと、外国株の配当金・分配金は、外国で税金(米国なら10%、イギリスなら0%など国による)を引かれ、その後に日本でも税金20.315%が引かれます。私が保持している外国株はほとんど米国株のため、受領している配当金などは約3割が差し引かれた金額となっています。この二重に課税される問題を解決するために、確定申告を行うことで、米国課税の約1割にあたる金額が戻ってきます(そもそも収入がないと戻らないなど、少しの条件があります)。

 

逆に言うと、確定申告していなくても、個人が損するだけで何の罰則もありません。もちろん、NISA口座や特定口座を利用している場合です。

 

ちなみにNISA口座を利用する場合は、日本での課税はされませんが、米国課税のの10%など外国の課税分は確定申告でも戻りません。

そこで、イギリス株など現地課税0%の株をNISA口座で保有すると、税金なしで配当金などを受領できます。私の場合、配当金目的でBTIを保有しており、BTIに関してはすべてNISA口座を利用しています。前回のブログなどを見てもらえると分かりますが、BTIから3ヶ月毎に15,000円の配当金があります^^

外国株・日本株の配当金を受け取った(1〜3月分・2022年) - ゼロから始めるほったらかし運用生活+

 

 

 

今年は、iPhoneを使用して確定申告を行いました。

iPhoneiPadで確定申告を行う場合、必要なのはマイナンバーカードのみのため、とても楽です。パソコンの場合、機種によりますがカードリーダーが必要になります。さらに、OSやアプリケーションのアップデートが地味にめんどうです。

他に用意するものは、源泉徴収票と、証券会社から発行される「特定口座年間取引報告書」です。

 

 

初めての方でも、30分から1時間あれば十分に、米国株二重課税分の還付及びふるさと納税についての確定申告はできると思います。実際、今回、送信データエラーと、複数回のマイナンバーカード認証エラーがあったせいで余計に時間はかかりましたが、確定申告作業に1時間もかかりませんでした。

 

ただし、確定申告時に1点、悩む点があります。それは、所得税と住民税をそれぞれ「総合課税か申告分離課税か」を選択する点です。主に収入の額によってどの選択が特になるか変化します。

 

この選択において、私は、ひろめさんの書籍とブログを参考にしました。

【筆者が語る】『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』に込めた想い - 複利のチカラで億り人

 

後は、源泉徴収票と取引報告書に従って入力するのみです。最後に、還付予定金額が示されます。昨年はふるさと納税を利用しなかったため、米国株などの二重課税分への還付金のみとなっています。

 

 

3月中旬に確定申告を行い、4月13日に還付金を受領しました。画面は、マネーフォワードアプリのものです。話は変わりますが、無料でも利用可能なこのアプリ、とても重宝しています。

資産管理ツールノスヽメ - ゼロから始めるほったらかし運用生活+

 

3万円のお小遣いは嬉しいです。

 

 

還付金により配当金等の推移を更新しました。

 

○配当金等の推移

2022年の配当 計約69,000円

 1−3月 69,000円

2021年の配当 計約328,000円(還付金33,000円含む)

 10-12月  82,000円

 7-9月 72,000円

 4-6月 86,000円

 1-3月 55,000円

2020年の配当 計約79,000円

 10−12月 44,000円

 7−9月 35,122円 ※日本株のみ

2019年8月末 初めての株を購入し運用スタート

 

 

 

ここ数日は低迷・一部暴落していますが、米国株の上昇と円安ドル高によって、私の保有する外国株の含み益がとんでもないことになっていました。最近、運用をほったらかしていたので驚きです。

しかし、長期運用目的の場合、これはよくない事象です。個人ではコントロールできないことですが、あくまで現金にするときなどに、円安ドル高・株価上昇していて欲しいものです。