こんにちはあるいはこんばんは。
世界一やさしい 米国株の教科書 1年生
著:はちどう
ソーテック社(2020/05発売)
を読みました。
※世界一やさしい 米国株の教科書 1年生 / はちどう <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア
ブログ「アメリカ株でアーリーリタイアを目指す」を運営するブロガー・はちどうきゅうどうさんによる米国株の書籍です。最近出版されているため、コロナショックなども踏まえた内容となっています。
この書籍を一言でまとめると
「アーリーリタイアするための米国株の始め方」
になります。
目次と、興味深かった点を紹介します。
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[0時限]株や投資について知っておこう
[1時限]米国株に投資すべき理由
[2時限]アーリーリタイアのための私の米国株投資スタイル
[3時限]プロに負けないインデックス投資
01 ほったらかしのインデックス投資がプロの運用に勝てるのはなぜ?
02 インデックスの積立が究極の分散投資
03 資産の分散のしかたが最も大事! アセットアロケーション
04 投資信託のしくみと手数料の見極め方
05 ETFは株と同じように売買できる上場投資信託
[4時限]積立・長期投資を可能にする投資の考え方
[5時限]米国の個別株やETFを買ってみよう
[6時限]証券口座を開設して米国株投資を実践してみよう
01 米国株を売買できる証券会社を選ぼう
02 証券会社に口座を開設して米国株を売買してみよう
03 米国での配当への二重課税を取り戻そう
[7時限]つみたてNISA、iDeCoで長期の視点で積み立てよう
[8時限]米国株に必須の経済統計と使える情報源
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・投資信託は、投資に手間をかけたくない人、月々の積立投資金額を設定したい人、つみたてnisaを利用する人に向いている。
・国内上場ETFは、日本円で米国株投資をしたい、手数料を抑えたいひと。
・海外上場ETFは、米ドルで米国投資をしたい人、分配金をドルで受け取りたい人、これから米国個別株にも挑戦したいと考えている人
ETFには、分配金を自動的に再投資する設定ができないデメリットがある。したがって、手軽に米国株を買う場合、投資信託となる。
○人気ブロガーによって選ばれるfound of the year
証券会社の営業的な側面がなくおすすめ。
2020年に発表されたTOP3は、
1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
となっています。
※https://info.monex.co.jp/news/2020/20200131_02.html
○積立投資はいつ解約すべき?
1 定年時に現金化
2 4%ルールに従う。米国のfireムーブメントの考え方の基盤に、保有する資産を年間4%ずつ切り崩しても、30年間は資金は枯渇することがなく生活を維持できる。
3 3000万円の資産運用、毎月14万円の取り崩しが継続できる運用方法。(中略)、導き出される答えは、、、リーマンショックやコロナにどの大暴落に2度襲われると仮定しても、運用をしない場合に比べて、運用したほうが3000万円の資金を使い果たすタイミングを先延ばしにできる可能性が高い。
○6時限目 証券口座を開設して米国株投資を実践してみよう
・日本国内で米国株が買えるネット証券は、楽天、sbi、マネックス、dmm.comとなる。
・売買手数料と、為替手数料の2つの手数料に注意が必要である。
マネックスは売買手数料が無料。
SBI証券を選択する場合、住信SBIネット銀行でドル購入し、そこからSBI証券へ送金することで、手数料が4銭と安くなる。
・注文の仕方として、大型株やETFは成行でも問題ありませんが、小型株や株価変動の大きい場合は指値を指定し、買いたいまたは売りたい価格を指定するのがいいでしょう。
○7時限目 つみたてNISA、iDeCoで長期の視点で積み立てよう
・米国株を活用し長期の積立投資するなら、つみたてNISAを選ぶ。
・つみたてNISAで購入したい米国指数連動の投資信託
楽天全米株式インデックスファンド
emaxisSlim米国株式
SBI・バンガード・S&P500
○米国株投資に役立つ情報源
・バンガード社の日本人投資家向けサイト
・JPモルガンアセットマネジメント
・ウォール・ストリートジャーナル
・ロイター
・ブルームバーグ
・dividendinvestor.com
・trading view
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ブログではまとめきれないくらい幅の広い内容となっています。
丁寧、かつ具体例を示してくれている点が素敵でした。