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楽天証券の購入投信を楽天プラスの商品に変更した

こんにちは あるいは こんばんは。

 

楽天証券口座分の、今後の投資信託購入商品を変更しました。

今までは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」でしたが、

今後は「楽天・S&P500インデックス・ファンド」にします。

図 楽天証券のつみたてNISA設定画面

 

 

前回のブログでも記載しましたが、資産形成におけるメインの保有銘柄の商品選択に迷っており、直近での成績とポイント還元率を比較した結果、投信マイレージのポイントをもらえる商品を選択しました。

https://ania7.hateblo.jp/entry/2024/01/01/202957

 

各商品の成績とポイント還元率を比較した表を作成しました。

 

表 楽天証券商品の比較

 

2023.10.27価格

2024.3.2価格

比較

ポイント還元率

信託報酬

楽天プラスのS&P500

9,888

12,227

1.237

0.028%

0.077

eMAXISSlimS&P500

22,207

27,473

1.237

なし

0.09372

楽天プラスのオルカン

9,924

11,985

1.208

0.0175

0.0561

eMAXISSlimオルカン

19,163

23,208

1.211

なし

0.05775

 

表 SBI証券商品の比較

 

2023.10.27価格

2024.3.2価格

比較

ポイント還元率

信託報酬

SBISBIVS&P500

20,331

25,102

1.237倍

0.022%

0.0938%程度

eMAXIS Slim S&P500

22,207

27,473

1.237倍

0.0326%

0.09372%以内

SBISBIVオルカン

17,991

21,737

1.208倍

0.022%

0.1022%程度

eMAXISSlimオルカン

19,163

23,208

1.211倍

0.0175%

0.05775%以内

 

 

上記表の補足

⚪︎成績比較のための選択肢た日付は、楽天プラスの商品が設定された日から、本日(3月2日付け)で比較しています。信託報酬が引かれた後の基準価格で記載しているため、信託報酬の数値はあくまで参考として記載しています。

また、そもそもeMAXISSlimは同じ商品なので、楽天とSBIで同じ商品を比較する意味はないと思いながらも、せっかくの機会なので本当に成績に差がないのか計算しました。結果、差はありませんでした。

 

 

⚪︎信託報酬の計算は、次のようなものが一般的のようです。

「信託報酬の総額は、日々のファンドの純資産総額に信託報酬率を乗じて得た額とします。ファンドの信託報酬は、日々計上され、ファンドの基準価額に反映されます。」

引用 https://www.bk.mufg.jp/column/shisan_unyo/0077.html

 

 

⚪︎楽天プラスの、ポイント還元=投信マイレージ=投信残高プログラム概要

図 楽天証券の投信残高ポイントプログラム


法人口座、ジュニアNISA、ハッピープログラム及び資産形成ポイントについては対象外です。

引用 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20231027-06.html

 

 

⚪︎楽天のハッピープログラムとの比較
ハッピープログラムの投信ポイントは、「月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合    10ポイント」といったように、「はじめて」一定の金額に達成したときにもらえるポイントを指します。
仮に投信残高が1800万円の場合は合計1590ポイント、2000万円を超えた場合はこのプログラムの最大額である2090ポイント取得可能です。

引用 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/long_term1.html

eMAXISSlimなどの商品はこれらのハッピープログラム分のポイントがもらえます。しかし、楽天プラス商品の投信残高プログラム分のポイントの方が多くポイントを得ることができます。

 

 

以上のことから、成績に大きな差はなく(他の日付でも比較計算しました)、ポイント還元による差が毎年5,000ポイントを超えることになるだろうことから、楽天プラスの商品に変更しました。

 

 

 

次に検討したのが、現在NISA口座と特定口座で保有している商品をそのまま保有するか、買い換えるかの検討です。楽天証券にはスイッチングがないため、ポイント還元を得るために買い替えについて迷いましたが、現在保有している商品に関してはそのままにすることにしました。

 

買い替えをしない理由は、明らかに良い商品に買い替えしない限り、同じ利回りの商品に変更しても損をするためです。

例えば、特定口座において、100万円分の商品が150万円に上昇したところで他の商品に変更した場合と、変更しない場合、同じ利回りだと変更しない方がトータルの利益は大きくなります。

※買い替えは損をする計算例

100万円→150万円となりこのまま保有→そこから2倍の300万円になったとすると、200万円分の利益に約20%の税金40万円がかかるため、最終的な利益は160万円となる。

100万円→150万円になったときに売却すると、利益50万円に対して約20%の税金10万円が引かれ140万円分の商品を買い替える→そこから2倍の280万円になったとすると、140万円の利益に対して約20%の税金28万円が引かれるため、最終的な利益は280-100-28=152万円となる。

このケースで、売却手数料(信託財産留保額、解約手数料)は0、購入手数料も0として計算しても、同じ利回りの場合、そのまま保有した方が良いことが分かります。

 

 

また、投信マイレージのポイントはいつか変動すると思っています。
実際、楽天 S&P500のポイント還元率について、2023年11月30日までは年率0.0341%だったのが、現在は0.028%です。

 

上記のようにポイント還元などは特に変動が予想されるため、ポイント還元に過度な期待はしないものの、仮に新NISA口座分1,800万円で楽天 S&P500の商品の場合、毎年5,040ポイントを得るため30年間で15万分となり、この商品を選択することにしました。さらに、実際はこの商品の上昇分もポイントになるため、ポイントによる差はより大きくなると思います。

 

 

図 楽天証券NISA口座トップ画面

今年のNISA成長投資枠分は既に埋めてしまったので、結果、今後のつみたてNISA分と余裕のある資金は特定口座で「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の商品を買うことにしました。