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米国株・日本株の配当金を受け取った(12月分)

こんにちは あるいは こんばんは。

 

米国株と日本株の配当金を受け取りました。

昨年(2020年)8月より、配当金目的での株買付けを始めたため、12月になり、ようやく一定の額が振り込まれたように感じます。

 

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税引き後、計$142.11

入金のあった各企業の概要と、本日(1月11日)時点の配当利回りを紹介します。

なお、画像の出典はすべてSBI証券となっています。

 

 

○PFE(ファイザー

ファイザーは、【セクター】ヘルスケア 、【市場】NYSEであり、コロナワクチンでもニュースになっている米国の医薬品大手です。2019年に大衆薬事業を分離させたことに続き、2020年11月には「バイアグラ」などを含む特許切れ医 薬品を手がける「アップジョン事業部門」を分離し、後発医薬品(ジェネリック医薬品)大手のマイランと統合させる予定です。 

https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/foreign/market_onepager_PFE.pdf?201113

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上図を示すようにファイザーの配当も有名であり、配当利回り

 配当$1.56÷株価$37.13=配当利回り4.20%

となります。また、次回の配当権利確定日は1月28日となっています。

なお、ファイザーの株は、一般預かりに移動してしまったので配当金を受領後に一旦売却しました。 

 

 

○SO(サザン)

米国公益大企業の一つであるサザン・カンパニーは、アトランタを拠点とする電力・天然ガス供給会社で、19年連続で毎年増配している優良株です。売上高の大部分は電力・天然ガスの独占事業から生まれています。原発保有のリスクはありますが、独占事業もあるため毎年安定した配当となっています。

配当利回りは、

 2.56÷61.57=4.16%

となっています。また、次回の配当権利確定日は明記されていませんが2月13日頃でしょう。

 

○ジョンソンアンドジョンソン(JNJ)

JNJは、コロナワクチンでも有名な世界最大級のヘルスケア企業です。売上高の51%を占める医薬品部門は乾癬(かんせん)・クローン病潰瘍性大腸炎治療薬 の「ステラーラ」やがん治療薬の「イムブルビカ」などであり、同32%を占める医療機器部門は抗菌縫合糸や自動縫合器、カ テーテル、コンタクトレンズの「アキュビュー」などを手がけ、同17%を占める消費者部門は鎮痛剤の「タイレノール」やキズのケア・ 衛生用品の「バンドエイド」、大衆薬、ベビー用スキンケア用品などの分野の製品となっています。

連続増配企業としても有名で、コロナ禍においても増配しています。

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配当利回りは、

 4.04÷160.04=2.52%

となっています。また、次回の配当権利確定日は2月22日となっています。

 

 

エクソンモービル(XOM)

SOMは、アメリカの石油王ジョン・ロックフェラー氏が設立したスタンダード・オイル社の流れをくむ企業で、1999年にエクソン社とモービル社 が合併して誕生した世界有数の総合石油企業です。原油天然ガスの探査・開発・生産を行う川上部門から石油製品の製造と 販売を手がける川下部門、ポリエチレンやポリプロピレンなどの石油化学品の製造を手がける化学部門をすべて保有する、垂直 統合型企業です。

コロナの影響(というか原油安)を大きく受けているため、なんとか配当を維持しているものの、厳しい経営状況です。

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配当利回りは、

 3.48*45.46=7.66%

となっています。また、次回の配当権利確定日の明記はりませんが2月10日あたりでしょう。

見通しとして、XOM経営陣は、2022年 末までに人員を約15%削減する方針や、シェールガス関連の資産で300億ドル規模の評価損を計上する可能性があるなどと示されたものの、配当については「配当を維持していくための道筋はある」とコメントしています。

 

 

ハンチントン(HII)

HIIは、米国唯一の原子力空母建造企業で、米国で原子力潜水艦を建造できる2社のうちの1社の米国最大の軍事造船会社です。売上高の100%が米海軍をはじめとした政府からの発注です。つまり、米国防総省向けに独占事業と寡占事業を持っていることになります。

配当利回りは、

 4.56÷169.09=2.70%

となっています。また、次回の配当権利確定日の明記はありませんが2月25日頃でしょう。

 

 

スリーエム(MMM)

MMMは、事務用品のPost it(ポストイット)やテープなどのScotch(スコッチ)などでもおなじみの大手資本財企業です。元々は鉱業を祖業とし、そこから派生し化学・電気・素材などに手を広げた会社となっています。その経営範囲は幅広く、製品は6万種類以上、特許も4万件以上保持しています。

配当利回りは、

 5.88÷166.62=3.53%

となっています。また、次回の配当権利確定日の明記はありませんが2月20日頃でしょう。

 

 

コカ・コーラ(KO)

KOは、誰もが知る、飲料世界最大手企業です。500以上のブランド、4,700種類以上の製品を展開し、炭酸 飲料やジュース、コーヒー、ミネラルウォーター、スポーツドリンクなどを手がけています。事業のスリム化のためボトリング事業のスピ ンオフ(分離)を進め、現在はノンアルコール飲料(濃縮液やシロップを含む)の売上高が全体の81%を占めています。「ユニットケース」は全世界のコカ-コーラで使用される共通のケース単位(5.678リットル)です。

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2020年はコロナの影響を受け、売上・利益ともに大幅減となっていますが、2019年までの販売量は右肩上がりでした。同業のペプシコ(PEP)と比較すると、KOは飲食事業者への提供が多いためPEPよりも大きな影響を受けているそうです。

配当利回りは、

 1.64÷51.08=3.21%

となっています。また、次回の配当権利確定日の明記はありませんが2月末でしょう。

 

 

○VOO

最後のVOOは、人気のあるS&P500にETFの一つです。これは、投資信託との比較のためにテスト的に買付けしました。

投資信託ETFのどちらが良いかについての材料です。ETFの手数料としては、最小の0.03%となっています。

 

 

日本国内の配当金は以下でした。説明は省略します。

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税引き後、計17,799円

 

 

 

 

○ 配当金の推移 ※米国配当金はその月の為替で計算

2020年の配当 計約79,000円

 12月 32,000円

 11月 4,700円

 10月 7,400円

 9月迄 35,122円 ※日本株のみ

 

 

米国株の配当金に関しては、2月の確定申告を利用することで、逆に税金が戻ってくるため、実際の配当金はもう少し多くなっています。そのため、銘柄のチェックが必要なことと、確定申告が必要であることを含めると、米国個別株という選択肢は、ほったらかし投資向きではないと思っています。

完全にほったらかし投資が良い方は、「投資信託」1択だと思います。ただし、その場合でも、会社の福利厚生、iDeCo、NISAなどの税制優遇措置を受けられるものを優先することが大切だと思います。

 

 

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