ゼロから始めるほったらかし運用生活

投資信託をメインに運用生活を楽しみます

楽天証券の新NISA積立用銘柄を迷った

こんにちは あるいは こんばんは。

 

前回のブログで、楽天証券の新NISA枠の積立設定をしましたが、商品をオルカンに変更するか迷いました。

https://ania7.hateblo.jp/entry/2023/11/19/134630

しかし、結局は現状のS&P500のままにしました。

 

また、前回まで紹介した最短で新NISAを埋める方法について、より早く埋める方法があったようです。しかし、私の場合、積立によるポイントも重視しているので、新NISAの購入方法に変更はありません。

 

 

 

楽天証券は2023年10月27日より、手数料の安い投資信託商品を増やし、さらに投資信託保有によるポイントバックを始めました。分かりやすいのは以下のページだと思います。

「最安ファンド」に新ファンド登場&残高ポイント対象!(12/5更新) | 楽天証券

 

上記サイトのうち、オルカンとS&P500について、表にまとめました。ポイント還元率=投信マイレージとなっています。

 

eMaxis楽天のSP500の差は0.04472%です。つまり、仮に1000万円分の投資信託があれば、1年間で4472円の差が出る計算になります。

 

1000万円分の投資信託の場合、ポイントバックを加味した年間手数料で表現すると、、、
 楽天オルカン       3,910円
 eMaxisオルカン  5,775円
 楽天S&P500      4,900円

   eMaxis S&P500 9,372円 

 

 

参考として、類似商品であるSBI証券の「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の信託報酬は0.0938%程度、投信マイレージは0.022%のため、SBIと比較しても低手数料、高ポイントバックと言えるでしょう。

 

楽天とSBIそれぞれのS&P500の違いを目論見書で確認したところ、マザーファンドの違いがあります。楽天のマザーファンドは「楽天・S&P500インデックス・マザーファンド」であるのに対し、SBIは「バンガード・S&P500 ETF」でした。

 

この「楽天・S&P500インデックス・マザーファンド」はどういったものか調べました。他の「楽天・####」シリーズ含め、これらの商品は、楽天証券ホールディングス株式会社が100%株主の、2006年に設立された楽天投信投資顧問会社( 2017年に東 眞之社長就任)が運用しているものです。気になる点は、東社長の経歴を20箇所ほどのウェブサイトで調べるも、「大手証券会社」としか記載がないことです。出身大学や他の経歴は具体的な記載があるのに、前職の会社名を隠すのは怪しい感じはあります。経歴で判断するつもりは全くありませんが、なぜ濁すのか心配になります。

また、この楽天証券ホールディングス株式会社は2023年7月4日に東京証券取引所への株式上場申請したものの、今、楽天証券SBI証券で当該会社を検索するも、何の情報も出てきません(申請から上場までは2、3ヶ月と言われているそうです)。

 

投資信託商品のため、ソフトバンクの巨額詐欺事件のようにはならならないと思いますが、「楽天証券ホールディングス」という会社の中身が見えてこないため、心配は心配です。楽天投信投資顧問楽天証券ホールディングスが破綻した場合などどうなるか調べてみたところ、一応は大丈夫そうです。

「みなさんの投資信託の資産は、信託財産として金融機関の資産とは「分別管理」されています。販売会社や運用会社、信託銀行が破綻しても、債権者による差し押さえの心配はありません。」

引用 https://www.nam.co.jp/seminar/rescue/operation/1207358_4925.html

 

 

楽天の投信マイレージは現段階でSBIのそれよりもポイント率が高いことと、楽天はクレカやポイントバックの改悪をする頻度が多いため、半年か1年後には楽天の投信マイレージポイント率は低下しそうです。

 

 

迷った挙句、現状のS&P500のままにしたのは、水瀬さんのブログを参考としたためです。

「・・・(中略)私は新規設定の投信にすぐに投資することはありません。少なくとも、第1期の決算が行われ、運用報告書で実質コストやベンチマークとの差異等が明らかになるまでは様子見です。」

※引用 https://randomwalker.blog.fc2.com/blog-entry-5015.html