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外国税額控除のために確定申告した

こんにちは あるいは こんばんは。

 

 

スマホで確定申告しました。

結果、令和5年分の外国税額控除にかかる還付金は12,522円の予定です。

図 還付予定金額

 

 

⚪︎確定申告データの入力について

確定申告に必要だったのは、

 ・スマホ

 ・マイナンバーカード

 ・源泉徴収票

 ・証券会社の特定口座年間取引報告書

の4点でした。

医療費控除、住宅ローン控除、ふるさと納税などの控除を受ける方は他の証明書なども必要になります。

 

スマホでの確定申告入力方法が昨年までと比べて色々変更されており、申告に1時間強の時間を要しました。去年までは、所得税・住民税それぞれを総合課税にするか分離課税にするかについて迷いましたが、それ以外は30分もかからずにすぐに完了しました。昨年までと比較すると、以下の3点の入力などについて躓きました。

・事前にマイナポータルで源泉徴収票を読み込み、連携しないと、確定申告入力時に源泉情報が手入力になる。去年までは、確定申告画面で、スマホのカメラから源泉徴収票を撮影し自動入力だった

・外国税控除の入力方法が分かりにくい。説明もない

・証券会社からダウンロードした報告書のXMLファイルを使用するところがなかった

 

 

⚪︎貸株金利の入金額について

貸株金利4,006円を雑所得として入力しました。

この金利による税金が外国税控除分を超え、かつ雑所得が20万円以下なら、確定申告しない方がプラスになるのかなと思います。もちろん脱税とならないことが重要です。

 

 

⚪︎還付金12,522円の少なさについて

特定口座の外国株配当金などは計334,813円であり二重課税の金額が34,570円でしたが、還付予定額は思ったよりも少ない金額でした。34,570円とほぼ同じ金額が戻ってくると思っていたのに残念です。

調べてみると、「外国税額控除等の金額」は「所得税の控除限度額」に大きく依存します。

図 外国税額控除等の計算

 

国税額控除等の金額を、実際に支払った外国二重課税額に近づけるには、本末転倒ですが「所得税額」を増やす他ありません。

もともと私は、生命保険料控除、社会保険料控除、小規模企業共済等掛金控除(iDeCo)などを最大額になるようにしており、さらには令和5年からは扶養者を1名増やしたこともあり、所得税額は低い金額でした。

 

 

税金を多く引かれている皆さんも多いと思いますが、1年間を見直すタイミングでもあります。

良い確定申告を^^