こんにちはあるいはこんばんは。
10年後の仕事図鑑
落合 陽一/堀江 貴文【著】
SBクリエイティブ(2018/04発売)
を読みました。
※https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784797394573
落合陽一氏は、1987年東京都生まれのメディアアーティスト、博士(学際情報学/東京大学)。筑波大学准教授・学長補佐、筑波大学デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長。Pixie Dust Technologies .Inc CEO。VRコンソーシアム理事。一般社団法人未踏理事。電通ISIDメディアアルケミスト。博報堂プロダクツフェロー。
堀江貴文氏は、1972年福岡県八女市生まれの実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持ち、2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタート。
投資の目線でこの書籍を一言でまとめると、
「今まで以上に未来は変わっていくから、仕事・働き方についてよく考えてみよう」
となります。
目次と気になった部分を紹介します。
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目次
はじめに なぜ今、人生のグランドデザインを考え直さなければいけないのか?
0 激動の時代を生きるあなたへ
1 すべてが逆転するこれからの働き方―組織から個人へ、労働から遊びへ
2 なくなる仕事・変わる仕事
3 生まれる仕事・伸びる仕事
4 お金の未来―“マネー”としてのお金は廃れ、信用が価値を紡ぐ時代へ
5 日本の幸福と社会について―学校・高齢化社会・テクノロジーの未来を考える
6 ピュアな情熱に導かれた“自分の人生”を生きよ
おわりに ポジティブに21世紀を拓くために
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2章 なくなる仕事、変わる仕事
・管理職:管理するだけの管理職はAIで十分
・秘書:秘書の仕事は限定される
・フォロワーのいる営業職だけが生き残る
・作業員は残るが、現場監督はAIと少人数の人々だけで十分
・エンジニアは安くなる
・給料の高い弁護士は、AIでコスト削減
・会計士、税理士、社労士など:法律関係の仕事はAIの、得意分野
・スポーツの監督:名将にAI監督が勝つ時代
・介護職は、サービスのあり方が変わる
・警備員はARのゴーグルで見張る時代
・AIは個々の生徒にあったカリキュラムを設計できる
・賃金が高い研究者と研究するAI、どっちが残る?
・スマホネイティブ的なはっそうで、テレビの未来は進化する
・事務職が存在する理由は、人間の方が低コストなだけ
・倉庫のピッキングは、今後のAIの開発次第
・公務員の仕事はほとんどいらない
・医師は治療、手術に専念できる
・銀行員はおろか、銀行すらいらなくなる
・アート:クリエイターの価値は運営に広がる
・重い荷物と運び込み以外、ドローと自動運転で十分
・翻訳はGoogle翻訳で十分?
・自動運転がドライバーのニーズを消し去る
・農業は機械化で人を豊かにする
・顧客対応ら、ボットで注文が完結
・コンビニのレジ打ちはもうなくなりはじめている
・書店は、リアルな場が武器になる
・人が消える飲食店、人が集まる飲食店
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2年前の書籍ですが、予防治療の話、教育無償化、日本をダメにする話といったテーマも興味深かったです。
コロナ後の世界に関する、二人の対談があれば、読んでみたいものです。