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「毎月3万円で3000万円のプライベート年金をつくる米国つみたて投資」を読んだ

こんにちはあるいはこんばんは。

 

 

毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる米国つみたて投資

 太田 創【著】 

 かんき出版(2019/03発売)

を読みました。

毎月3万円で3000万円の「プライベ-ト年金」をつくる米国つみたて投資 / 太田 創【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア

 

 

太田氏は、株式会社GCIアセット・マネジメントエグゼクティブ・マネジャー。関西学院大学卒。1985年、三菱銀行(当時)入行。1988年より約10年間、英国およびブラジルで資金為替・デリバティブ等の運用、投資信託の管理業務に携わる。その後、2000年から2015年までシティグループ(米)、UBS(スイス)、フィデリティ(米)において投資信託マーケティング・商品企画を統括。投資信託をはじめとする金融商品のほか、海外での資金ディーラーとしての豊富な経験を活かし、市況や金融市場に関する幅広い著述、寄稿、講演を数多く手がける。

 

 

 

 

この書籍を一言でまとめると、

「世界最大の経済大国である米国株式指数に、10−40年間という長期間つみたて投資をすることで、将来の備えとして約3000万円のプライベート年金を作る方法」

となります。

 

ちなみに、今回の上記まとめの一言は、この書籍の4ページに記載してある文章そのままです^^

 

 

 

目次と気になった部分を紹介します。

 

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第1章 なぜ資産運用が必要なのか?
第2章 なぜ米国なのか?
第3章 こうやって積み立てよう
第4章 「米国つみたて投資」8つの鉄則
第5章 買うべき投資信託はこの4本
第6章 iDeCoとNISAの活用法

 

 

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●3000万円の計算式

30年、毎月3万円米国株を買うと、3029万円になる。6%で運用できたと仮定。

 

●米国つみたて投資をオススメする理由
手間いらず、景気に左右されない、ローコスト

 

 

●3章 ETFとインデックスファンドの違い

ETFは、

・いつでも自由に売買可能

・低コスト

・どの証券会社でも同じETFを買うことができる

・対象インデックスへの高い連動性

・しかし、自動積立ができないという最大のデメリットがある。


最近はインデックスファンドの中にも非常にコストの低いものが増えてきている。したがって、ETFにこだわる必要はない。

 

長期投資では、為替ヘッジコストをかけない為替ヘッジなしの投資信託を選ぶという選択になります。

 

 

●4章 米国つみたて投資の8つの鉄則
・無配分型を選ぶ

・基準価格をあえてチェックしない

・コストが安いネット証券を使う

・非課税制度(IDECOとNISA)をフル活用する

・購入時手数料や投資信託報酬が安いものを選ぶ

・純資産総額の水準

・資金流入に注意する(ローコストファンドの継続性の問題。繰上償還のリスク)

・ダウかS&P500か一つに絞る(分散させることによって得られる効果よりも、それによって運用効率が下がるというデメリットの方が大きい。つまりトータルリターンが下がる)

・3000万円つみたてた後を考える。

 

 

●5章 買うべき投資信託はこの4本
・eMaxisSlim米国株式(S&P500)
・iFree S&P500インデックス
・iFree NYダウインデックス
・たわらノーロードNYダウ

 

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ここまで「ほったらかし」に着目した書籍はなかなかないでしょう。

ほったらかし運用生活の書籍として、必須な情報の一つだと思いました。

 

 

「米国つみたて投資の8つの鉄則」の、それぞれの理由などは書籍に丁寧に紹介されています。気になる方は、ご自身で書籍を手にとってみてください。