ゼロから始めるほったらかし運用生活

投資信託をメインに運用生活を楽しみます

新NISAに向けて株主優待銘柄をどうするか

こんにちは あるいは こんばんは。

 

新NISAについて話題となっています。

 

運用方法に賛否両論ありますが、私は、基本、SBI証券

SBISBI・V・S&P500インデックス・ファンド」

または

「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

投資信託商品を1,800万円分、できるだけ早く新NISA枠を埋める予定です。

もちろん、新NISAの商品がすべて確定している訳ではないので、少しミスリードになりますが、手数料の安いインデックスファンドを買うことに変わりはないと思います。

 

 

今は全世界や全米の投資信託ETFも人気であり、そういった商品を推奨しているプロ投資家の方々も多いです。その中で、この商品を選択している理由は、歴史的にはS&P500の成績が一番であり、全世界や全米商品の信託報酬手数料がやや高いことがあります。手数料について、SBI証券の商品選択画面は比較しにくいので、楽天証券の投信スーパーサーチで人気商品を調べました。

※引用 投信スーパーサーチ | 投資信託 | 楽天証券

管理費用(信託報酬の手数料)の差が0.02〜0.07%ほどあります。もちろん、マザーファンドや商品によって手数料も違ってきますので一例です。

 

 

 

新NISA分に向けて投資信託の商品1択であることに、いくつか理由があります。

・自分自身が株に飽きたり、病気や何かで投資どころでなくなったりした場合の考慮

・老後は判断能力が低くなるため、運用のメインはできるだけシンプルにしておく

・個別株などで頑張っても、結局は市場平均に勝てない可能性のほうが高い

このブログでも紹介している米国個別株及びETFについて予想以上の利益が出ていますが、以前買った投資信託商品はそれ以上の評価益で2倍になっていました、、、
 

 

 

また、私自身は平均的な給与のため、給与だけで毎年新NISA最大額を埋めることは不可能です。そのため、現在の金融資産などを新NISAに移行させる、つまりNISA・特定口座で保有している商品を売却して、その売却額分を新NISAに充てていきます。NISA口座分に関しては、5年間の期限が切れたものから順次売却を検討中です。

 

 

しかし、迷っている点がいくつかあります。

一番迷っているのは、株主優待目的で購入した、長期保有特典のある銘柄を保持し続けるか、買い直すか、売却するかという点です。一度売却して再度購入すると、株主番号が変わり、長期保有特典の経過年数が再度必要になるためです。

 

 

 

私のNISA口座で、株主優待長期保有特典のある4つの銘柄特典を例にします。

なお、100株保有の場合で、1年間分の株主優待です。

 

・ダイコク電機

 1年未満なし、1年以上で1,000円分、3年以上で3,000円分のクオカード

 

KDDI

 5年未満は3,000円相当、5年以上は5,000円相当のカタログギフト

 

日本取引所グループ(JPX)

 1年未満で1,000円分、1年以上で2,000円分、2年以上で3,000円分、3年以上で4,000円分のクオカード

 

ビックカメラ

 1年未満は2,000円分、1年以上は3,000円分、2年以上は4,000円分の自社買い物券

 

 

 

再度、保有銘柄の株主優待を調べると、100株で長期保有特典のある銘柄もありますが、400株や1000株保有で長期保有特典のある銘柄も多かったです。

 

上記4つの銘柄を私の取得金額の条件で、配当と優待利回りを見てみます。今はNISA口座で保有していますが、あと数年で特定口座に移動するものと考え、配当税引後の利回りで優待利回りを合わせた総利回りを計算します。

 

・ダイコク電機 取得149,200円

 配当7,000円(4.7%)、優待3,000円(2.0%) 

 配当税引き後の合計利回り 5.7%

 

KDDI 取得326,200円

 配当13,500円(4.1%)、優待5,000円(1.5%)

 配当税引き後の合計利回り 4.8%

 

日本取引所グループ 取得238,300円

 配当6,300円(2.6%)、優待4,000円(1.7%)

 配当税引き後の合計利回り 3.8%

 

ビックカメラ 取得104,400円

 配当1,500円(1.4%)、優待4,000円(3.8%)

 配当税引き後の合計利回り 4.9%

 

 

こうして計算してみると、JPX以外は利回りが5%弱を超えており、特定口座に移行したとしてもこのまま保有していく方向にしたいと思います。JPXも、景気の影響を受けやすい業種とはいえ、今後も右肩上がりになることを期待し保有を続けると思います。もちろん、日本株株主優待から配当への舵を切っているため、これらの商品の株主優待が廃止または改悪となれば売却するかもしれません。

 

しかし、俯瞰してみると、仮に一度売却し再度購入した場合の長期特典の差額分は、

 ダイコク電機 7,000円分

 KDDI     10,000円分

 JPX     6,000円分

 ビックカメラ 3,000円分

しかありません。そのため、長期保有特典について、そんなに気にしなくてもよいことが分かりました。

 

 

もともと、このブログを始めた当初は、株主優待ってすごい、という思いから株主優待特典銘柄のみを購入し運用生活を始めました。しかし、株主優待銘柄のデメリットを感じ、より資産を増やせそうな方法もあるため、今は配当なども含めて、楽しみながら総資産を最大化できればいいなくらいに思っています。