こんにちはあるいはこんばんは。
オリックスは、1964年設立、リース手始めに生保、不動産など多角化、海外展開突出し、エネルギーや空港運営など事業投資も行っている企業です。
そんなオリックスの株主優待は、株主優待の中でも人気のあるカタログギフトです。
それでは、株主優待目的の目線でオリックスについて見ていきます。
1 株主優待
100株の場合、カタログギフトが送られてきます。
何円分?というのが少し難しいので、今、カタログギフトの中で目に入った品物で数値化します。
マルハニチロの公式サイトでは、税込み5500円となっています。
送料も含めると、品物によっては6000円分ほどあると見てよいかと思います。
ただ、いくつか見ると3000円相当のものもありそうなので、送料込みで5000円分のカタログギフトとみなして、次項の利回り計算をしようと思います。
また、オリックスも長期保有特典があり、カタログギフトがグレードアップします。
パナソニックの衣類スチーマーなどもあるので、これも仮に1万円分のカタログギフトとして、利回り計算します。
2 利回り計算 ※本日(7月11日)時点 ※100株の場合
・株価 1278円
・予想配当と利回り 76円:5.9%
・優待権利確定月 3月
※一部のサイトでは、確定月は3月と9月となっていますが、カタログギフトがもらえるのは3月のみです。
・優待利回り 3.9%(3年保有:7.8%)
・合計利回り 9.8%(3年保有:13.7%)
※利回り計算は100株保有の場合であり、それよりも多く保有した場合利回りは低下します。
合計利回り10%超というのは、ヤマダ電機同様、優秀過ぎます。
当ブログで何度か紹介していますが、財務、配当、優待、どれも素晴らしいです。
コロナの前までは、、、
2020年5月21日公開の「2020年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結) 」では、当連結会計年度の業績において、新型コロナウイルスの感染拡大による特筆すべき影響はなかったとしています。
実際そのとおりで、営業収益・利益は昨年比微減ですが、当期純利益が微増するなど、2020年3月までの数値を見る限り影響を感じません。創業の初年度を除いて55期利益を出し続けている企業でもあり、過去の数値だけを見ると非常に安定しています。
しかし、不動産経営・賃貸、コンセッション、航空機リースなどにおいて大きな影響を受けており、「コロナ収束後、通常レベルに戻すには、一定程度の時間を要す」としています。結果、配当の減配リスクなども見えているためか、株価が急落しました。
※参照 https://www.orix.co.jp/grp/pdf/company/ir/library/presentation/Presentation_2020_4QJ.pdf
多様な事業を展開しているため先が見えにくく、それらが元で投資家心理が働いてなのか、現在、割安です。
なお、私のオリックス株は、58600円の含み損です^^;
元々非常に優秀な業績数値であり株主優待特典もすばらしいオリックスですが、先行きの不透明感からか株価が急落し、かなり割安の状況です。
それでも配当と優待の魅力に惹かれて、もし私が今オリックスの株を持っていなければ、100株だけ買付けしてしまうと思います。
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投資は各個人の責任で行ってください。
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