ゼロから始めるほったらかし運用生活

投資信託をメインに運用生活を楽しみます

株主優待の短所と長所

こんにちはあるいはこんばんは。

 

 

株主優待生活を始めて、早1年。

株主優待目的で、13銘柄を買付けして良かったこと・良くなかったことをまとめます。

 

結論として、完全にほったらかし運用を目的にするのであれば、優待目的とするよりも、投資信託(株式)における手数料の安いインデックスファンドが一番だと思います。

 

 

 

 

現在保有している銘柄の一部は以下です。

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NISA口座での、マイナス銘柄のみ示しています。笑

これだけマイナスがあっても、特定口座なども含めるとプラスになるから不思議です。

 

 

 

これまで株主優待株を売買してきて感じた、短所と長所は以下です。 

 

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★★短所★★

・ただ単に雑誌やブログを当てにすると含み益で大きなマイナスとなる。

 初期の頃は、雑誌やブログを主な参考にしていたが、失敗であった。確かに株主優待はもらえるけど、含み損が大きすぎる点、株主優待の改悪・廃止の銘柄もある点など、個別銘柄の大きなリスクをマネジメントできていなかった。そういったリスクも含めて買付けするのならいいが、セクター毎の業績・動向についても確認すべきであった。

 

日本株が中心になる。

海外では、特典のある銘柄もあるが、株主優待は多くない(あっても海外にいないと使用する機会が少ないクーポンや見学)。そうなると、日本株中心となり、現在、米国のS&P500を中心とした株価好調のメリットを享受できない。

 

・優待券を確認して、応募するのが億劫になる。

6月頃は、8銘柄ほどの優待券が届き、一覧表での管理や、カタログギフトの応募、優待券の使用期限確認など、「優待を使うことに追われてしまった」。まさに桐谷さんに一歩だけ近づいた状態であった。私にとっては、現在の13銘柄保持くらいかプラス2,3銘柄くらいがちょうど良いと思う。そう考えると、桐谷さんは本当にすごい。

 

・優待が改悪・廃止になった時に、早めの決断が必要。

すぐに売れるか、売るための自分ルールがあるかが大切。今年8月、トラスコ中山が優待廃止になったとき、すぐに損切りしたのは良い思い出。トラスコの台車が好きだった。

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この売却のことを考えさせられる点は、株主優待の、ほったらかし運用には向かない点の一つである。

 

 

 

 

☆☆長所☆☆

・NISA口座で買付けすることにより、税金面でのメリットが大きい。

米国の投資信託なども買付けできますが、NISA口座で日本株を買うと税金のメリットを最大限得ることができる。配当金の税金もかからないため、優待利回りと配当利回りの大きければ大きいほどメリットがある。

 

・優待特典が届くのは楽しみ。

短所と少し矛盾するようだが、無料の券などが届くのは嬉しい。毎月、ぷちサプライズプレゼントが届くような気持ち。また、決算書やIR情報も読むようになり、その企業に対して今までよりも興味を持つようになった。

 

・ほったらかしで優待と配当がもらえる。

何もしなくても、勝手に配当金と、株主優待がもらえる。少なくとも、現金で持っているよりは大きなメリットがある。まさにほったらかし運用。

 

 

 

 

といったように、短所・長所があります。そのため、 完全にほったらかし運用を目的にするのであれば、優待目的とするよりも、投資信託(株式)における手数料の安いインデックスファンドが一番だと思います。

 

 

もし、優待目的であれば、以下の3銘柄が好きです。

KDDI

 KDDIの株主優待 - ゼロから始めるほったらかし運用生活+

オリックス

 オリックスの株主優待が届いた - ゼロから始めるほったらかし運用生活+

 ・ビックカメラ

 ビックカメラの株主優待 - ゼロから始めるほったらかし運用生活+

 

KDDIオリックスはカタログギフトで使いやすく、ビックカメラの優待券も非常に使い勝手が良いです。また、優待と配当の合計利回りも良く、長期保有特典もあります。KDDIオリックスは株価が急落しており、減配などのリスクもありますが、逆に割安で買付けの良い機会でもあります。

 

 

 

私自身は、今、経済・経営・投資の勉強をしたいこともあり、ポートフォリオの割合を米国株重視にしています。

それでも、国内の応援したい企業や、優待券が欲しい企業の株は少しでも保持し続けていきたいと思います。

 

 

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