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「お金は寝かせて増やしなさい」を読んだ

こんにちはあるいはこんばんは。

 

 

1年ほど前に読んだ良書を紹介し忘れてました。

これから投資をされる方には、最も分かりやすい書籍の一つだと思います。

 

 

 

お金は寝かせて増やしなさい

 著 水瀬 ケンイチ

 フォレスト出版(2017/12発売)

を読みました。

お金は寝かせて増やしなさい / 水瀬 ケンイチ【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア

 

 

1973年、東京都生まれ。都内IT企業会社員にして下町の個人投資家。2005年より投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」を執筆、インデックス投資家のバイブル的ブログ。

 

 

 

この書籍を一言でまとめると

 

「手数料の安いネット証券で口座開設し、信託報酬の安いインデックスファンドで毎月積み立てましょう」

 

となります。

 

 

 

それでは、目次と気になった部分を紹介します。

 

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目次

プロローグ 私がたどり着いた「寝かせてお金を増やす方法」

第1章 金融のど素人でもプロと互角以上に戦える「インデックス投資

第2章 寝かせて増やすインデックス投資の実践法

第3章 おすすめの金融機関&口座開設の手順と気になるNISAとiDeCo

第4章 始めるのはカンタンだけど続けるのは意外と難しい

第5章 涙と苦労のインデックス投資家15年実践記

第6章 貴重情報!インデックス投資の終わらせ方

 

 

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インデックス投資をおすすめする理由
・手間がかからないから
・実は世界標準のスタンダードな投資法だから
・お金の基礎知識として日常生活に役に立つから

 

 

●銀行や証券会社を信用してはいけない
お金を増やすためにお金を払う。何かおかしい。金融商品を販売する銀行や証券会社が、どうしても私たち投資家と利益相反関係になってしまうことを意味している。簡単に言えば、投資対象から得られるリターンを、金融機関と投資家でぶんどり合う関係になってしまう。

 

 


●アクティブファンドのほとんどがインデックスに勝てない皮肉な現実
アクティブファンドの70,80%はインデックスファンドに負けている。いちばんの理由は、手数料が高いことだと言われている。

 

 

●基本はひたすら積立投資。
ドルコスト平均法。毎月一定金額で、同一の投信を購入することを継続する。

 

 

●インデックスを始める前に最低限しなくてはいけないこと
・家計の状態を把握する。

・次に生活防衛資金を貯める。生活防衛資金は、年収ではなく、生活費の2年分。

 

 

●投投資すべきインデックスファンドはこの3本
・三井住友DCつみたてnisa日本株インデックス
・eMaxisSlim先進国株式インデックス
・ニッセイ新興国株式インデックスファンド

 

 

●おすすめの金融機関&口座開設の手順と気になるNISAとiDeCo
・手数料の安いネット証券で、SBIか楽天
・これからインデックス投資をはじめる場合、可能ならばiDeCoが第一優先、次に積立NISAその次にNISAとなるケースが多いでしょう。

 

 

インデックス投資の出口戦略

・出口戦略1 リアロケーション
資産配分比率の変更を行う。出口戦略としては、ポートフォリオの債券比率を高めて、株式比率を減らして保守的な資産配分に変更する。
米国には、「100から年齢を引いた割合で株式を持て」と言う教えがある。

 

・出口戦略2 定率取り崩し
定額ではなく、定率の取り崩しを行う。目安として、ウォール街のランダムウォーカーでさ、保有資産の4%を取り崩す、4%ルールをすすめている。

 

・出口戦略3
必要になったら必要な分だけ取り崩す

 

 

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当ブログも、水瀬氏の影響を強く受けています。特に、「手数料」の部分は、私達買い手側でコントロールできるものであり、長い目で見た時に非常に重要な点となってくると思います。