ゼロから始めるほったらかし運用生活

投資信託をメインに運用生活を楽しみます

ゼロから始めるほったらかし運用生活 〜実践編〜

今から初めて、株主優待、インデックスファンド(投資信託)、IDECO、NISAを始める方への参考になればと思います。

 

以下は、実際に試してみて良かったと思える方法と、失敗談です。

 

 

 

1 証券会社選び(1,2ヵ月かかります。)


 楽天かSBIで十分です。


 理由は、手数料の安さ、銘柄の多さ、サービスの豊富さです。

 

 ただし、現在、証券会社の口座を保有の方や関連クレジットカードを保持している方は、当該証券会社を選んだほうがメリットが多くなるでしょう。例えば、楽天証券では、楽天銀行楽天クレカ、給与振込などと連携することで、ポイントを取得できることはもちろん、楽天スーパーポイントアップでポイント率が上がりますイオン銀行も同様に、普通預金の利率が上がるなどの付加メリットがあります。

 

 つまり、皆さんそれぞれの生活にあった証券会社を選ぶのが一番です。よくわからない場合は、楽天かSBIです。個人的には、契約時、株の買付時、ポートフォリオ確認時などすべてにおいて、SBIが使いやすいです。

 

 また、証券会社口座開設の際、他のサイトを経由することで様々なポイントを得ることができるものが多いので、事前に確認しておくと良いでしょう。楽天であれば、キャンペーンにもよりますが、先に楽天銀行口座を作ってから楽天証券口座を作った方がポイントがもらえました。

 


 口座開設時、初期設定で困るだろう設定は以下の4箇所です。

 

① 国内株式手数料プラン  アクティブプラン

 ※NISA及びIDECOのみ利用する方には関係ないでしょう。多くの証券会社でNISAでの買付は手数料無料です。

 2019年から、楽天、SBI、松井など複数の証券会社が50万円までの買付手数料無料などを始めているため、1日に50万円以上の買付をする方など以外は、アクティブプランがベターです。

 

② 口座 特定口座(源泉徴収あり)

 ※口座は、一般口座、特定(源泉なし)、特定(源泉あり)の3択です。確定申告をしない方は、特定(源泉あり)の一択です。なぜなら、20万円までのプラス所得があった場合、所得税はかかりません(確定申告不要)が、住民税申告が必要になるためです。ほったらかし生活を行う上で、余計なリスクはなくしたいですからね。

 逆に、一人で複数の証券会社を持つ場合などは、特定(源泉なし)などの選択が良いでしょう。

 

③ NISA口座開設 NISA or 積立NISA

 ※NISAは、年120万円までのNISAか、積立NISAを選択します。これは事前にどちらにするか検討しておいてください。後からの変更も可能ですが、変更まで時間がかかったり、既に買付済銘柄のことを考えなければならなくなります。

 

④ 配当金受領サービス 株式数比例配分方式 

 ※NISAを活用する人は、必ず「株式数比例配分方式」を選択してください。大損します。涙

 私は最初「従来方式」を選択してしまったため、NISA口座にも関わらず、配当金に対しての税金20%を取られてしまいました。いろいろ調べましたが、これは確定申告でも戻らないようです。

 株式数比例配分方式にすることで、NISA口座で株を買付したものに対して、NISAのメリットである「配当に対して税金がかからない」を受けることができます。

 

 

以上の4箇所の設定以外は、それほど重要なものはないかと思います。

 

 

 

2 証券口座に送金する口座を開設

 

 困った人は、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」一択です。

 手数料がかかりません。これも、契約完了まで1ヶ月ほどかかるので早めに手続が必要です。既に、三菱UFJやみずほなどを持っているか方はそれでも構いません。

 

 



3 資産配分を考える

 

 いくら投資すべきか、資産配分を考える必要があります。読者の方の希望があれば、今後別途詳細を説明します。

 

 

 

 

4 買付する(株主優待狙いの場合)

 

 今、株主優待株なら、「KDDI」、「オリックス」が2強です。

 

 

 過去10年の財務状況の素晴らしさ、配当利回りの高さ、優待の良さ、優待長期特典ありと文句の付け所がありません。

 

 買付時に気を付ける点として、株主優待株は、多くは「100株」買付する必要があります。事前に、いつまでに、いくら分買付すべきか確認してください。

 

 いつまでに、というのは「権利確定日」といわれるものです。KDDIオリックスも3月末が権利確定日ですので、2020年であれば3月27日迄に買付しておく必要があります。

 

 おおよその買付金額と、配当利回りは以下です。

 KDDIは100株約32万円で、配当利回り3.4%。つまり、一度買付すると、毎年1万円ちょっと何もしなくてももらえます。更に、株主優待がもらえます。更にさらに、数年経つと、株主優待がグレードアップします。そして、運がよければ株価が上がっています。

 オリックスは100株約18万円で、配当利回り4.1%です。あとは、おおよそ同上です。

 

 

 ちなみに、10万円以下で買えるものだと、「ヤマダ電機」、「イオン系」、「丸善CHIホールディングス」が好きです。

 

 

 さて、株をいつ買うか疑問に思った方もいると思います。

 多くの書籍において、

 「株の世界は、安い時に買って、高い時に売るのが鉄則(ドンッ!)」

とあります。しかし、株主優待投資信託のほっらかし生活は、買える時に買うのがいいでしょう。理由は、機会損失になること、トレーダーでもないので上がるか下がるか分からないことからです。それと同様に、売るタイミングも、お金が必要になったら売ればいいと思います。多くの書籍で、投資信託の「出口戦略」という言葉が流行っていますが、必要になった時に売るのも良いと思います。

 

 

 ただし、それでも、少しでも安く買いたいですね。特に、株主優待目的だと。

 

 その場合、欲しい銘柄の権利確定日の数ヶ月前に買付するのが良いと言われています。クロス取引などで、権利確定日前は株価が上がりやすいためです。

 

 また、日本の場合、1年間で一番株価が下がるのは8月、一番株価が上がるのは12月です。長い目で見て株主優待株を買付する場合、夏ころに買う方がいいかもしれません。ただし、配当利回り・優待利回りなどを年2回実施している企業も多く、機会損失につながる点は忘れずに。

 

 

 

 

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以下、当ブログの考え方です。

 

株価が上がるか下がるかは分かりません。

 

また、現金を預金していても、目減りと円安でデメリットの方が高いと思っています。

 

そのため、株主優待、インデックスファンドなどを、NISA・IDECOといった制度も利用して、楽しみながら、ほったらかしで年プラス6%の運用を目指しています。

 

 

 

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投資は各個人の責任で行ってください。

当ブログは、特定の会社・商品・個人を制止・抑止・非難するものではありません。